綿のぼりの宣伝効果を高めるには、視認性を高める工夫が必要です。
綿のぼりを見る人は基本的に歩いていたり、車に乗っていたりするため、
瞬時に記載されている内容を把握してもらう必要があります。
綿のぼりの視認性を高めるには、文字数を制限して
一瞬で内容が把握できるようにするのはもちろん、
使用するフォントにも注意を払うことが大切です。
のぼり旗では様々なフォントが使われていますが、
視認性を重視するならゴシック体がおすすめです。
ゴシック体は横線と縦線の幅が同じで、止めや払いがありません。
全体的に太字という特徴もあるため、遠くからでも視認しやすいというメリットがあります。
また、業種などによってはゴシック体が合わない場合もあるかと思いますが、この場合は文字サイズなどを工夫しましょう。
例えば、横線が細く、止めや払いもある明朝体はデザイン性を高めることができますが、
ゴシック体と比べると視認しにくいという側面があります。そのため、使用する際は
可能な限り文字サイズを大きくすることをおすすめします。
店舗の前に立てるのぼり旗は一人でも多くの人に視認されることが重要なので、
遠くからでも一瞬で内容が把握できるデザインにすることが重要です。
シルク印刷なら高い視認性を実現可能
綿のぼりの視認性を高めるには、印刷方法も考慮する必要があります。
のぼり旗の印刷方法には様々な種類がありますが、どの方法を選ぶのかによって
費用や視認性が変わってきます。
もし少数しか制作しないケースで費用面を重視するのであれば、版を必要としない
インクジェットプリントがおすすめですが、大量制作する上で視認性を重視するならシルク印刷がおすすめです。
シルク印刷は、製作した版を使用して1色ずつプリントしていく手法なので、
多色・少量の印刷ではコストが高くなるという問題があります。
一方で、裏面への透過率が高いというメリットがあるため、シルク印刷でのぼり旗を制作すれば
裏から見た際の視認性を高めることが可能です。
加えて、インクジェットプリントの場合、CMYの原色とキープレートのKを組み合わせて
色を再現しますが、シルク印刷ではCMYKに加えてDICカラーと呼ばれる特色も
使用することができるため、表現可能な色数も増えます。
金や銀などインクジェットプリントでは表現することが難しい色合いも再現できるので、
高いデザイン性を実現できます。グラデーションや写真などの表現は苦手なものの、
店舗の雰囲気にあったのぼり旗が作成することができるでしょう。